虫歯のすすみ方 Blog
7月に入りました!
暑い日が続いていますね🥵
みなさん熱中症にならないよう水分補給をこまめにしましょう😊
さて、みなさん歯の健診に行くと歯の検査をする事がほとんどだと思いますが、虫歯の進行度はCO、C1、C2、C3、C4と5段階に分けられています!
今回は虫歯の進行度についてです🧐
CO(シーオー) 初期う蝕
虫歯になりかけの状態です。見た目は白濁といって歯の表面が白く濁ったように見えます。
必ずしも治療を必要とはせず、しっかりと定期的なメンテナンス、セルフケアをおこなっていただきフッ素を効果的に使用していくことで、歯の再石灰化が期待できます!
C1 エナメル質う蝕
歯の一番外側にある硬いエナメル質という層が溶けている状態です。
痛みなどの自覚症状がなく、気づかないこともあります。
基本的には症状がなければ経過観察しますが、虫歯のリスクが高い人は早期に治療をします。
C2 象牙質う蝕
エナメル質の内側にある象牙質という柔らかい層まで虫歯が進んでしまった状態です。
冷たいものがしみたり、痛みが出たりといった症状が起こります。
C3 歯随まで及んだう蝕
歯の神経(歯髄)まで虫歯が達した状態。
この状態になると、神経に炎症が起こって強い痛みが出ます。
歯の神経、根の治療と被せ物の処置が必要になってきます。
神経の治療は回数もかかるため出来るだけ虫歯が大きくなる前の治療をおすすめします。
C4 歯根まで及んだう蝕
歯の頭の部分が虫歯によって溶けてボロボロになり、歯の根っこだけが残っている状態です。
神経が死んでしまっている場合は痛みは感じません。
歯の根の先に膿が溜まったり、歯の周りの組織にも影響を及ぼしている場合は、歯を抜いての治療が必要になります。
虫歯の治療は症状が出てからいくのではなく、早期に治療をしておきましょう!小さな虫歯はなかなか自分では見つけることができないため、定期的な検診をおすすめいたします😌✨
イラスト出典元:歯科素材.com